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幻のレザー・ロシアンレザーの復活ともいわれるベイカーロシアンカーフを使用したキーケース・GUARDAR（ガルダール）です。

ロシアンレザーは仔牛やトナカイなどを原皮とした耐久性や耐腐性に非常に優れたレザーで、18世紀のヨーロッパで非常に珍重されました。 その後レシピが行方不明となったことで幻のレザーと化しましたが、独自の知見と技術で現代に復活させたのがイギリス・ベイカー社です。
ベイカーロシアンカーフはフルグレインブライドルレザーと同様に長期間じっくりと鞣され、十分な加脂を皮革内部まで浸透させることで、高い弾力性を伴いながらも、力強いハリ感を備えています。また、表面には縦横に走るシボと所々にブルーム（白いロウ分）もこの革の大きな特徴です。さらに特筆すべきは、ベイカーロシアンカーフが、ウィスキーや葉巻にも似た独特の香りを持つ点です。とても不思議な香りですが、クセになるような後を引く香りです。

GUARDARは帯状の革パーツを半分に折り畳み、先端を留め具で固定したシンプルな構造です。
先端に装着された金属の留め具はネジ式になっているので、カギを装着する際には背面側のネジをマイナスドライバーなどで開けてください。
GUARDARには帯の内側と同素材、同色で製作したスライサー（丸い革のパーツ）が4枚付属します。留め具にスライサーとカギを交互に装着して頂くことで、カギ同士やカギと本体の帯が直接干渉せず、スムーズにカギを回転させることができます。
帯の折り曲げ部分は、WILDSWANSのカラビナキーリングM（又はL）を接続できるよう、 他の部分より少し細く裁断しています。カラビナキーリングの他にもレザーストラップのLEGARE（レガーレ）と合せて使用することで、GUARDARの使用環境が一段と広がります。

※各素材のスライサーのコバは素磨きです。本体と異なるコバの仕上げになりますのでご了承ください。
※ネジを強く締めすぎると開かなくなる恐れがありますのでご注意下さい。
※付属の金具には、製作上で生じた微細な傷がございますので、予めご了承ください。

〈ベイカーロシアンカーフについて〉
ベイカーロシアンカーフは皮革の特性上、表面には様々な傷、血筋、シワ、シミ、へこみ、ピンホール等が含まれ、色味の濃淡やブルームの出方には個体差がございます。
また、皮革の張りや質感につきましても幅があり、張りの強いものからしなやかなものまで様々ですが、皮革の強度や耐久性に差はございません。
さらに、ベイカーロシアンカーフは独特な香りを放ちます。
これらは全て皮革の特性上避けられないものでございますので、ご理解を賜りました上でご購入を頂けますようお願い申し上げます。

〈こちらの製品をパンツのポケットに収納する際の注意〉
・汗や湿気の影響により、艶が出にくい状態となる可能性がございます。また、このように皮革の風合いが変化した場合、元に戻すことが困難となります。
・製品の変形の可能性ございます。こちらも変形後に元の状態に戻すことは困難となります。
・製品の断面であるコバが割れる可能性がございます。

こちらの商品は数量限定でご用意をさせて頂きましたので、完売次第終了となります。