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ガルーシャ

ガルーシャ(エイ革)

ガルーシャ

世界でも有数に美しく硬度の高いガルーシャ革は、スティングレー(Stingray)、シャグリーン(Shagreen)等、実に様々な呼ばれ方をされていますが、全てエイ革の総称です。数ある革種の中でも強い耐久性を誇るガルーシャ革は「天眼」「スターマーク」と呼ばれる中央の特徴的な白い斑点が特徴で、これは1匹から1つしか取れない大変貴重な部位です。

 

WILDSWANSで使用しているガルーシャ革では、これら革表面の凹凸を丹念に研磨し、宝石のように美しく滑らかな仕上がりにしているのが特徴です。革表面の大部分はキラキラと輝く白いビーズ状の粒で占められており、この無数の粒は歯や骨と同じリン酸カルシウムの成分ですので、牛革等の一般的な革とは異なる成り立ち方をしている革でもあります。そのため硬質で大変強度があり、劣化しにくいという特徴もあります。

 

また、WILDSWANSで使用しているガルーシャは、顔料ではなく染料で染色しておりますので、お使いいただいているうちに長い時間をかけながら徐々に風格が増し、色合いも変化していきます。硬質な丈夫さの他、この唯一無二の風格や光沢の美しさをお楽しみいただければと思います。

ケア方法

メンテナンスは特に必要なく、ビーズ状の粒の間にたまったホコリを柔らかい毛のブラシで掻き出す、汚れが付きましたら固く絞った布で優しく拭き取る、といった程度で十分です。クリームやオイル等はくすみの原因となりますので、塗らないで下さい。また強い直射日光に当てますと、紫外線により黄ばみが生じますので、ご注意下さい。

推奨ケア用品

山羊毛ブラシ

ご注意点

水濡れについて

一般的なレザーと比較して水に強い革ではありますが、多量の水分はカビの原因となり、放っておくとカビが革繊維の内側に根を張り、完全に取り除くことが難しくなります。 なるべく水濡れは避け、濡れた場合はすぐに拭き取り、陰干しを行って下さい。(※ドライヤーや日光に当てるなどの急速乾燥は、革の風合いを損ねる原因となりますので、くれぐれも行わないようお願い致します)

 

折り曲げについて

製品の鋭角的に折り曲げられた箇所はビーズ状の粒が浮き、衣類の繊維に引っ掛かりやすいので、衣類のポケットに入れてご使用される際は十分ご注意下さい。この浮いたビーズ状の粒は剥離することは稀ですので、無理に修復しようと当該箇所を強く擦ったり、引っぱったり、クリームを入れて強い力でお磨きされるとさらに症状が悪化する可能性がございます。無理な負荷をかけることなく、そのままご使用下さい。

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