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ジュリアンゴート
フランス メジスリー・ジュリアン社(Mégisserie Jullien)
WILDSWANSでは様々な種類の革の小物、鞄を取り扱いしております。末永くご愛用いただくために、各種素材についての特長とお手入れ方法をご用意いたしました。日々のお手入れのお役に立ていただければと思っております。
店頭でもメンテナンスを行っておりますので、ご不明の点がございましたらいつでもお気軽にご相談下さい。
- ジュリアンゴート
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フランス シャブリに工場を構えるジュリアン社は、1908年の創業から山羊革や羊皮を専門に製造しているタンナーです。
ジュリアン社の製造するゴート(山羊革)は数あるゴートの中でも特に肉厚でコシが強く、手揉み加工によって施された上品なシボ模様と美しい発色が特徴の皮革です。
世界中に出回る殆どのゴートがクローム鞣しであるのに対し、ジュリアン社のゴートはタンニン鞣しとクローム鞣しの両方で鞣す混合鞣し(コンビ鞣し)によって製造されているため、見た目が美しくしなやかな風合いが生まれるクローム鞣しの特性と、適度なコシや使用していくことで起こる経年変化といったタンニン鞣しの特性も兼ね備えています。
- ケア方法
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ジュリアンゴートは混合鞣しのために特にクリームを塗布して頂く必要はありません。
普段のお手入れはブラッシング、または柔らかい布での乾拭きで十分です。
革にカサつきや固さ、曇りなどを感じるようなことがございましたら、皮革用の無色のクリームをごく少量布に取り、良く馴染ませてから製品に円を描くように塗布して下さい。
その後、柔らかい布で乾拭きを行ってください。
(弊社では無色の1909シュプリームクリームデラックスをお勧めしています。)
- 推奨ケア用品
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コロニル 1909シュプリームクリームデラックス
※上記の「ケア方法」にも記載しております通り、頻繁にクリームを使用する必要はありません。
馬毛ブラシ、山羊毛ブラシ
- ご注意点
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水濡れについて
革は多量の水分を嫌います。多量の水分はカビの原因となり、放っておくとカビが革繊維の内側に根を張り、完全に取り除くことが難しくなります。 もし濡れてしまった場合は、すぐに乾いた布で拭き取り、陰干しをして下さい。(※ドライヤーや日光に当てるなどの急速乾燥は、革の風合いを損ねる原因となりますので、くれぐれも行わないようお願い致します)
また、シボの内側に入り込んでしまった汚れは、水気をよく飛ばした後、ブラッシングにより掻き出して下さい。
汗について
汗に含まれるアンモニアは艶を消し、革の風合いを損ねる可能性がございます。夏場に長時間ズボンのポケットに入れてのご使用はお避け下さい。ご使用中、多量の汗の染み込みを感じられましたら、硬く絞った布で水拭きし、その後柔らかい布で乾拭きして下さい。乾拭きを終えてもカサつきや曇りを感じましたら、製品が完全に乾いた後でクリームを全体に薄く塗布し、柔らかい布やレザーグローブ等で力を入れずに乾拭きをして下さい。
移染について
衣類と強い摩擦が生じますと色移りの可能性がございます。また汗や雨などによって製品が湿っている状態ですと、比較的弱い摩擦でも色移りいたします。白色などお色味の薄いお召し物には十分ご注意下さい。また、長時間紫外線に当てますと退色・変色の原因となりますので、十分にご注意下さい。
PORTRAIT
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「歳のとり方の上手なひとは、若く見える。」
RELATION(ショルダーバッグ) - トープ
H. N.さん/ 2009年ご購入
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「気づけば、約10年の歳月が経っていた。」
PALM(ミニ財布) - ブラック
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「自分のなかに、相手のなかに、ルールがあれば続けられる。」
BLISTER-M(長財布) - ブラック
F. S.さん/ 2007年ご購入
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「歳月は、ただ流れるのではない。それは積み重なって、記憶となる。」
STICKY(長財布) - ブラック
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「何度こころを奪えば、この艶は気がすむのか。」
GROUNDER(二つ折り財布) - チョコ
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「相棒と呼べる小道具を、いくつ持っていますか。」
CIRCULO(ブリーフケース) - ブラック
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