※こちらは2009年2月に更新されたアーカイブ記事です。
記事内に掲載されているアイテム、及び発売予告などの記述に関しましては過去の記事となりますので現在はお取扱いを行っていなかったり、また既に完売となっているものもございますこと、予めご了承下さいませ。
ホックの留め方についてのご説明です。
CYLINDERの続きです。(写真はイタリア産ブッテーロのネイビーで作ったものです。)
CYLINDERに限らず、WILDSWANSの製品にはホックを使用したアイテムが幾つかあります。ホックのバネ部分(窪みの中、2本平行に走っている針金状の部分)は消耗品ではあるのですが、使い方1つで長持ちします。
WILDSWANSの、ホックが付いた全ての製品について言えるのですが、開閉方向に対してバネの向きは必ず垂直になるように取り付けてあります。(あまり知られていない部分で、他所のメーカーさんも気にしない箇所ですが、これが結構大事でして、もしバネの向きが斜めになっていたりすると、5年もつホックも3年でダメになったりします。)
WILDSWANSでは力のかかり具合が均一になるよう、このように取り付けてありますので、ホックを閉める際は、凹凸を必ず上下垂直になるように留めていただくと、結構長持ちします。(勿論傷んだら、いつでも交換修理いたします。)
CYLINDERに限って言えばホックを留める際、本体を上下から押し潰すように留めるよりも、下の写真のように人差し指を横から入れて、親指と人差し指で上下垂直に押すと長持ちすると思います。こうするとホックはもとより、本体の為にも良いです。
親指と人差し指で挟んでポチっとな。
※本体を押し潰すと、革の為にもあまり良くありません。(絶対ダメではないのですが、多分留まりにくいと思います。)
何でもそうですが、正しく大事にお使いいただくと長持ちします。
当たり前といえば当たり前ですね。末長いパートナーとなることを願います。
今回は鉛筆ケースでしたが、万年筆ユーザーの方の為のアイテムも企画中です。どうぞお楽しみに。
それでは。