【#0013】SADDLE PULL UP(サドルプルアップ)について 3

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※こちらは2009年1月に更新されたアーカイブ記事です。

記事内に掲載されているアイテム、及び発売予告などの記述に関しましては過去の記事となりますので現在はお取扱いを行っていなかったり、また既に完売となっているものもございますこと、予めご了承下さいませ。

 

ベルギーという風土が生んだサドルプルアップ。  長い友となる革です。

 

ベルギーと言えばビール!チョコレート!生ハム!(食べ物ばかり・・・。)ですが、ふと思い出すのが、昔に読んだ向田邦子の旅行エッセイで、とにかくベルギーは食べ物が美味いという件です(また食べ物ですが・・・。)  

 

特にトマトやジャガイモ等の野菜がとても美味らしく、中でもカリフラワーはゲンコツくらいの小ささで、歯ざわり、香り、味と、絶品だった、と言う記述です。大地の恵みと言いますか、材料そのものに濃厚な味がある為、ソース等にはそれ程凝らず、最大限に持ち味を引き出すのがベルギー料理の特徴、と書いてあったような気がします。  

 

記憶が曖昧なのですが、何故かとても印象に残っています。  

 

革の特徴は、その国の風土や文化と密接な関係があるものです。  

 

ベルギーの革も料理と一緒で、ベルギーの人々の、気質のようなものがそうさせているのでは無いかと思ってしまいます。ナチュラルな風合いを大切にし、良さや特性を最大限に引き出されたサドルプルアップは、まさにベルギーを代表する革だと、私は思います。  

 

均一的な表情のクローム鞣しによる顔料仕上げの革とは異なり、天然の風合いを大切にした革なので、裁断する場所によって硬さも肌目もそれぞれ微妙に異なります。  

そして、堅牢ではありますが傷も付きやすいです。だからこそ使っていくと、1つとして同じ表情のものが出来上がらないところに魅力があるのではないでしょうか。持ち主のライフスタイルの通りの表情になっていく様は、大変興味深く、個性が出て面白いものです 。

 

サドルプルアップはナチュラルな仕上げだからこそ、製品になっても生き続け、傷もつき、色も変化しながら持ち主と共に年輪を重ねていける、とても魅力的な革です。

 

長年付き合える、本当に良い革だと思います。

 

下の写真はWILDSWANSの名刺入れ・STINGですが、奥が新品の状態・手前が10年間(!)、使用したものです。未だ現役です! 

 

せっかくなので今日は修道院ビールを飲んで寝ます。何がせっかくなのかわかりませんけど。  

 

次回は何を書こうかまだ迷っています。書きたいことは沢山あるのですが・・・。

 

ではまた。 続きます

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