トートバッグ・DRUCKER(ドラッカー)についてのお話 

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2010年に誕生したDRUCKERは発売から10年を迎えたWILDSWANSを代表するトートバッグです。

 

節目の年となる2020年は、イギリス・ベイカー社のフルグレインブライドルを用いたDRUCKERの期間限定の受注会の開催、また、これまで用いられることのなかったアメリカ・ウィケット&クレイグ社のイングリッシュブライドルやドイツ・ぺリンガー社のシュランケンカーフを用いた新素材での製作や新サイズの発表など、様々な展開でご用意しております。

 

このDRUCKERのオリジナル素材は、WILDSWANSと一番ゆかりの深い皮革であるベルギー・マシュア社のサドルプルアップです。

クローム鞣し全盛の近代において、仕上がりまで長い時間と手間がかかるタンニン鞣しの牛革であるサドルプルアップは、革製造を取り巻く環境の変化もあって近年益々その希少性が増しており、革の供給が年々不安定となっています。

そのような理由もありWILDSWANSでは、サドルプルアップ製のDRUCKERについて次回生産の目途が立たないことから一旦入荷案内を停止させて頂いておりますが、WILDSWANSの直営店であるC.O.U.銀座店、C.O.U.京都店、WILDSWANS Online Shopでは若干在庫のご用意があるため、今回のブログではこちらのトートバッグについて少しご紹介させて頂きます。

※今後のサドルプルアップ製DRUCKERの展開に関しては、革の供給状況を鑑みて再製作の目途が立ちましたら、販売及び入荷案内の再開を検討させて頂きます。

 

〇DRUCKER・・・・・82,500円(税抜)

H32(ハンドルを含む場合はH54)×W50×D15.5㎝ 重量約1.7㎏

(カラー:チョコ、ブラック)

 

外装は一面サドルプルアップを使用したとても贅沢な仕様です。

タンニン鞣しのサドルプルアップの表面には生体時についた傷やシワ、血筋などが何処かしらに現れますが、この勇猛な雰囲気が一つ一つの個体差となってDRUCKERの本体にも現れます。

外付けのポケットは備えておりませんが、その分シンプルかつシックな見た目となり、革製品とは思えないようなとても迫力ある佇まいです。

 

本体の両サイドにはベルトストラップを備えています。

荷物が多い時はこちらを外し、収納力を増やすことも可能です。

また、このストラップによりDRUCKERの立体的なデティールが際立ち、デザイン面においても大きなアクセントになっています。

 

両サイドのストラップとハンドルの根革パーツはサドルプルアップを重ね合わせて肉厚に仕上げています。

こうした細かいデティールによりDRUCKERの高い耐久性と屈強なイメージが形作られます。

 

ハンドルは本体からの高さを20㎝に設定をすることで冬場に厚手のジャケットやコートを身に着けても肩掛けがスムーズです。

また、手持ちで使用した際もバランス良く持てるよう工夫しています。

ハンドル自体もサドルプルアップを用いた贅沢な仕様ですが内部には芯材を入れて手に持った際のフィット感を向上させています。

 

ハンドルと根革を繋ぐ金具のパーツもWILDSWANSのロゴが入ったオリジナルのパーツです。

こちらはネジにより固定させるパーツですが長く使用頂いた場合、緩みが出ることがあります。

その際は、WILDSWANSの直営店にお持ち頂くか、お送り頂けましたらすぐにお修理を承りますのでご安心くださいませ。

 

本体の中央部にはシルバーカラーの7050番ホックを装備しています。

メイン収納部を閉じる唯一の留め具になりますが、とても強力でこちらを閉じることで外から鞄の中身が見えにくくなります。

 

内装はWILDSWANSのオリジナルコットンが採用されています。

本体内部の前胴側と背胴側にはそれぞれマチなしのインナーポケットも装備しており、少し細かいアイテムはこちらに収納することが可能です。

 

メイン収納部は仕切りを設けていない分とても大きな収納スペースとなり、お仕事から普段使いまで様々なシーンに対応したアイテムが沢山収納できます。

 

本体底部の5カ所には底鋲を配置しています。

十分な面積があるので安定して自立する鞄ですが床に置いた際も革が直接触れないように配慮されています。

 

カジュアルなイメージの強いトートバッグにおいてDRUCKERはサドルプルアップの素材感とそのシックな佇まいからドレスシーンでも何ら違和感なくお使い頂くことができます。

 

もちろんカジュアルなスタイルにも相性が良いので使用シーンはぐっと広がります。

 

お手入れに関してはブラッシングと柔らかい布を使用しての乾拭きが基本となります。

サドルプルアップは元々皮革内部に豊富な油分を含んでいるため、皮革用のクリームを頻繁に塗布する必要がありません。

むしろクリームを過剰に塗布すると表面に曇りが発生してしまう可能性があるのでくれぐれもお気を付けください。

サドルプルアップ等の光沢の強いタンニン鞣しのスムースレザーは、水分や汗の影響を受けやすい性質もありますが、これらが革に付着した際はすぐに布などで取り除いて頂ければシミなども残りにくくなります。

また、タンニン鞣しの皮革と相性の良いコロニル社の防水スプレー「ウォーターストップ」を使用することで水濡れなどに対して一定の防水効果を発揮します。

(※但し効果は短期間かつ限定的となりますので万全の防水対策とはなりません。)

 

繰り返しとなりますがサドルプルアップは自然の風合いを生かしたタンニン鞣しの皮革です。

使用することで皮革表面に少しずつ光沢が現れます。

画像は左は1年半程使用した二つ折り財布・GROUNDERのブラック、画像右が3年程使用した小型三つ折り財布・ENO/チョコのサンプルです。

二つとも使用前に比べて豊かな光沢が表面を覆っていますが、大きな板面でサドルプルアップを使用したDRUCKERのエイジングは迫力満点で想像するだけでもワクワクします。

 

永くご使用頂きながら存分にエイジングを堪能して頂けるトートバッグ・DRUCKERを是非店頭でもご覧くださいませ。

尚、WILDSWANS Online Shopに在庫のご用意がない場合でもC.O.U.銀座店、C.O.U.京都店に在庫のご用意がある場合がございますので、その際はお気軽に各店までご連絡をお願い致します。

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