【#0229】職人の動き 2

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※こちらは2010年01月に更新されたアーカイブ記事です。
記事内に掲載されているアイテム、及び発売予告などの記述に関しましては過去の記事となりますので現在はお取扱いを行っていなかったり、また既に完売となっているものもございますこと、予めご了承下さいませ。

 

 WILDSWANSの作り手について、 その2です。

 時代に逆行していると書きましたが、これは決して機械化による大量生産を否定している訳では無く、また現代と言う時代を否定している訳でも無く、何を優先させるかによって選ぶ方法が異なるだけの話です。

 時間の短縮やコスト低減等を目的とするならば機械化は大いに結構なのですが、それでは得られない何かの為に「手作業」を選んでしまったのが、職人を代表とした物作りに携わっている人達と言えます。

 求めているものが機械では得られないので、必然的に自らが能力を付ける他無く、やがて職人の動きは「芸」や「舞い」のように研ぎ澄まされていきます。人が職人の動きを目の当たりにした時に「綺麗な動き」だと感じるのは、その人が重ねてきた時間や経験、その密度を一瞬にして感じてしまうのかも知れません。

 土を塗る左官工、菊練りをする陶芸家、包丁を扱う料理人の方達の手捌き・体捌きは見事なものと感じますし、WILDSWANSの作り手にも同じことが言えます。

 また加えて言うならば、動きだけでは無く、それらは必ず形となって現れますので、物そのものが雄弁に語ることが多々あります。

 お財布1つ作るのにも革の裁断や鋤きから始まって作業工程は何十にも渡る、と書きましたが、そのどれもが手を動かし続けないと修得出来ない作業ですので、当然、経験や感性、年月がものを言います。

 革が重なりあったコバを鉋をかけて丸くする作業から、コバを磨いて輝かせる作業などは熟練を要するのは勿論ですが、強い根気も必要となります。

 私のような一店員から見ると、いつも圧巻の作業風景です。何かの技術を習得するには修行が必要なのはどの世界も一緒なのですが、1つだけ他所とは異なる誇れることがあります。

 ではWILDSWANSと他と一体何が違うのかと、一言で言ってしまえば手間ひまかけた過剰とも言える「丁寧さ」です。

 WILDSWANSの作り手には、時間をかけて丁寧に作るという意識を共通して持っています。

 (恐らくWILDSWANSのお財布を1個作るのに、合理性を追求したメーカーさんならば同じ時間でもっと沢山作れると思います。)

 本来ならば無駄な動きが省かれ研ぎ澄まされた動作をしていれば、効率も良くなり時間も短縮される筈なのですが、むしろ1個作るのに多くの時間がかかるのはこの丁寧さによるとろが大きいです。

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