【#0051】MINERVA (ミネルバ)について 1

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※こちらは2009年4月に更新されたアーカイブ記事です。

記事内に掲載されているアイテム、及び発売予告などの記述に関しましては過去の記事となりますので現在はお取扱いを行っていなかったり、また既に完売となっているものもございますこと、予めご了承下さいませ。

 

イタリア産の革、「ミネルバ」の、その魅力とは。

 

上の写真はイタリアのバダラッシー・カルロ社(BADALASSI CARLO SRL)のミネルバ・ボックス(Minerva Box)と言う革です。

 

木に「銘木」と呼ばれるものがあるように、革にも「銘革」と呼んでも良いものがあると、私は思っています。

 

「銘酒」「銘菓」と呼ばれるものも、思わず銘を入れたくなるほど優れていると感じたが故、そのように呼ばれ出したのでしょう。  

 

様々な革を使用してきた経緯や経験の中で、そう呼びたくなるような革に出会うことがあります。今回取り上げるイタリアのバダラッシー・カルロ社のミネルバと言う革は、そんな革です。

 

銘木と言うと、屋久島の屋久杉の他、京都の北山杉などが有名ですが、私が初めてミネルバ(ボックス)を見た時の印象は、天然シボの北山杉を初めて見た時の印象と、何故か同じでした。理由は今でも分かりません。単純にシボが入っているからかも知れませんが、それだけではない様な気がします。

 

茶室などの数奇屋建築や、日本建築の座敷の床柱として使用される杉丸太ですが、「天然のシボ杉」が最高級と言われています。百日紅や赤松なども床柱として使用されますが、やはり杉の白木の天然シボが最高の贅沢とされています。(桂離宮にも使われていて、ツルンとした普通の白木ではなく、天然のシボが入ったもので、大変珍しく、非常に高価なものです。)

 

杉の白木の白さは、革で言うところの「白ヌメ」にあたり、それが経年変化によって熟成されて色が付き、艶が出てくるので、そこが杉の白木が最高級品と言われる所以です。つまりはエイジングの妙です。

 

そう考えると、日本人は(全ての人では無いですが)経年変化と言うものが好きなのかも知れません。風合いが変わっていく様を愛でる感覚、とでも言うのでしょうか。それも人工的にではなく、いたって自然に変わっていく様が、です。

 

 

続きます。

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