C.O.U.銀座店11周年記念・エレファントシリーズについてのお話 1

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C.O.U.銀座店11周年を記念したWILDSWANSの特別アイテム、続いては陸上最大の哺乳類の皮革を用いたシリーズです。

長鼻目・ゾウ科に属する哺乳類、「ゾウ(象)」は成長すれば数トンに及ぶ陸棲動物の最大種です。 巨大な体やゆったりとした動作、そして特徴的な長い鼻をまるで手のように操る様子はとてもユニークで、日本国内には生息していない希少な種類ながら各地の動物園などで気軽に姿を見ることの出来る動物です。

現在2属3種に分類されているゾウの中で、皮革として使用されるのはアフリカゾウ(Loxodonta africana)になり、今回のエレファントシリーズに使用している皮革(エレファントレザー)もジンバブエ産のアフリカゾウになります。

アジアゾウは絶滅危惧種としてワシントン条約付属書 Iにリスティングされており、学術用以外の取引が全面的に禁止されています。

一方のアフリカゾウはワシントン条約付属書IIに分類され、各国様々に細分化された規制の中で取引が行われています。

現在日本に直接輸入が可能なのは自然公園内で生体保護のため限定捕獲されたジンバブエ産のアフリカゾウのみで、今回のエレファントシリーズに関してもこのジンバブエ産のアフリカゾウの皮革が使用されています。

実はエレファントレザーも牛革などと同様に部位によって特徴がありますが、特にアジアゾウに比べて体の大きいアフリカゾウは皮革のサイズも大きいこともあり、主に鼻、耳、胴体部分に分類されます。

今回はこのエレファントレザーの2種類の部位を用いた革小物を製作しています。

 

 

こちらはエレファントレザーの胴体の部分になります。

肉厚でも軽く、また水濡れや傷にも強いという、皮革と名の付く素材の中でも群を抜いた丈夫さが特徴です。

 

 

素材としての強さに加え、ベルベットのように細かく起毛した皮革の表面は野性味や重厚感に満ちており、強い魅力を持った素材と言えます。

 

 

頑丈な素材のため経年変化もゆっくりながら、摩擦などによって磨かれることで表面には徐々に光沢を帯びて参ります。

 

 

初めのマットな表情とは雰囲気が一変し、鈍い艶を帯びシックで高級感のある表情が印象的です。

 

 

今回この胴体の部分を用いたG11-エレファント(body)シリーズでは、5種類のステイショナリーを1色のカラーバリエーションで製作しています。

 

【bodyシリーズの仕様】

・外装:エレファントレザー(ブラック)×内装:型押しサドルプルアップ(ブラック)

 

【G11-エレファント(body)シリーズ】

システム手帳・G11-エレファント(body)BIBLE・・・90,000円(税抜)

アジェンダカバー・G11-エレファント(body)CANOPUS・・・50,000円(税抜)

ノートカバー・G11-エレファント(body)OWL B6・・・68,000円(税抜)

1本挿し万年筆ケース・G11-エレファント(body)Peek A Boo I・・・29,000円(税抜)

ペンケース・G11-エレファント(body)CYLINDER(S)・・・39,000円(税抜)

 

 

続いてこちらはエレファントレザーの鼻部分になります。

人間の鼻は英語で「nose」ですが、象の鼻は「trunk」と呼ばれます。 そもそも象の鼻は人間で言うところの「鼻+上唇」になりますので、人間の鼻とは構造が異なるのですが、丸太のようなその形状からは木の幹を表すtrunkという単語が当てられたのにも納得が行きます。

 

鼻部分(trunk)のカラーバリエーションは以下の3色をご用意しております。

 

ブラック

 

チョコ

 

ブルー

 

 

象の鼻は人間の舌やタコの脚と同じ筋肉包骨格という筋組織で形成されており、筋繊維が縦、横、斜め方向に詰まっていることであらゆる方向に柔軟に動かすことが出来ます。

そのため皮革の皺も深く胴体に比べて細かく縦横に走るような所が多く、また場所によってはスパイク状に切り立ったシボが密集するなど、胴体とは少し異なる表情の独特な雰囲気を持った素材です。

但し鼻部分の皮革は体全体の面積と比較して割合が少なく、またサイズも一定ではありません。

肉厚で胴体部分と同様に高い耐久性を備えている優れた素材ですが、同時にあまり出回ることのない非常に希少な部位になります。

 

 

鼻部分を用いたG11-エレファント(trunk)シリーズでは、3色のカラーバリエーションにて2種類の革小物を製作しています。

外装にエレファントレザー、内装にイングリッシュブライドルレザーを用いた以下の3種類となっています。

 

【trunkシリーズの仕様】

・外装:エレファントレザー(ブラック)×内装:イングリッシュブライドルレザー(ブラック)

・外装:エレファントレザー(ブルー)×内装:イングリッシュブライドルレザー(ネイビー)

・外装:エレファントレザー(チョコ)×内装:イングリッシュブライドルレザー(チョコ)

 

【G11-エレファント(trunk)シリーズ】

ミニ財布・G11-エレファント(trunk)PALM ・・・37,000円(税抜)

キーケース・G11-エレファント(trunk)CLIPPER II・・・25,000円(税抜)

 

以上が今回発売するエレファントシリーズのラインナップになります。

尚、エレファントレザーは軽量で丈夫なことに加え耐久性も高い皮革ですが、天然皮革であることや皮革そのものの特性上、ご注意・ご理解を頂きたい点もございます。

まずシボや皺といった皮革表面の形状には個体差が大きく生じます。 また、皮革の製造工程で既に含まれる傷や色ムラといった点につきましても避けることは出来ません。

加えてこれはエレファントレザーならではの特徴ですが、皮革の部位によっては皺やシボが深かったり、また皮革の厚みが出る部分がございます。

こういった部分の縫製につきましては通常の製品と同様の縫製が出来ないため、他の皮革と比べてステッチのピッチ(間隔)が一定ではない、またはステッチのラインに乱れが生じることがございます。

これにつきましては凹凸の激しいエレファントレザーならではのケースとしてご理解を頂けますようお願い申し上げます。

 

それでは早速順番にアイテムをご紹介致します。

 

システム手帳・G11-エレファント(body)BIBLE・・・90,000円(税抜)

バイブルサイズのシステム手帳です。

大きく厚みのあるシルエットは重厚感に満ちており、手に取ってみると心地良い重量感が伝わって参ります。

 

 

本体の角は丸くシェイプされ、それぞれの角には革パーツを取り付けて耐久性を高めており、見た目に違わぬ頑強さを備えています。

また本体はベルトによって開閉を行うため、鞄の中で開いてしまうような心配もありません。

 

 

内装には型押しを施したサドルプルアップを使用しておりますので、本体にしっかりしたハリ感を与えながら、見た目の美しさや傷を目立たせないといった効果もあります。

BIBLEは精巧且つ頑強なドイツ・KRAUSE社製の6穴のバインダー金具を使用しておりますので、リフィルは強固にロックされます。

 

 

BIBLEの収納部はバインダー金具だけでなく、表紙裏側にもポケットが取り付けられています。

向かって左側の表紙裏には手前にあおりポケット、その奥にはマチ無しのポケットが設定されており、名刺やメモといったものを収納が可能です。

 

 

 

そしてこちらは見開き右側の表紙裏です。

反対側と少し構造が異なり、マチ無しのポケットの手前には4段のカード段が設けられていますので、カード類を分類して収納することが出来ます。

 

 

BIBLEには2枚の革製の下敷きが標準装備されています。 1枚の下敷きにはペンホルダーが付属しており、こちらに細身のペンなどを収納して持ち運ぶことが出来ます。

フルレザーの非常に贅沢な下敷きですが、もちろん下敷きとしての他、仕切りなどとしてもお使い頂くことが出来ます。

 

開閉用のベルトや角の当て革など、馬具を連想させるような頑強な作りは非常にインパクトがあります。

ずっしりと厚みのある本体は存在感があり、表紙の収納部やリフィルとしての下敷きなど、皮革を惜しみなく使用した贅沢なシステム手帳です。

 

 

アジェンダカバー・G11-エレファント(body)CANOPUS・・・50,000円(税抜)

CANOPUSはA6サイズに対応したアジェンダカバーです。

A6サイズ程度の手帳の収納に加え、ノートや薄手の文庫本などのカバーとしてもご使用頂ける汎用性の高い設計で、ほぼ日手帳やクオバディスのビジネスサイズの手帳を収めるのに丁度良いサイズ設計です。

 

 

背表紙部分や表紙の角には補強パーツが取り付けられており、シンプルに見えながらも頑丈な設計です。

エレファントレザーは軽く柔軟ですが、補強パーツによって要所に剛柔のメリハリが生まれ、取り扱い易さも向上しています。

 

 

内装部分についてもしっかりと革が貼られており、高級感と重厚感のある仕様です。 左右の裏表紙に設けられたスリットに手帳やノートの表紙を差し入れてアジャストする仕組みです。

 

 

見開き左側の表紙裏には名刺やカード類を束にして差し込んで収納することが出来るあおりポケットを設けています。

 

 

見開き右側の表紙裏にも収納スペースがありますが、こちらはマチ無しのポケットが取り付けられています。

カードやメモの他、栞のような長さのあるものも収めて頂くことが出来ます。

 

 

CANOPUSの開閉はベルトのような留め具が無い代わりに、左右に設けられたペンホルダーにペンを差し込むことで本体をロックします。

ペンホルダーとしての役目に加え、閂(かんぬき)のような機能も果たす構造です。

 

すっきりとしたデザインは様々なシーンに対応し、更に道具としての汎用性の高さも持ち合わせたCANOPUS、一人一人のライフスタイルに寄り添うような柔軟性が魅力のアイテムです。

 

続きます。

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