【#0223】鉛筆・PERFECT PENCIL(パーフェクトペンシル)について 3

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※こちらは2010年1月に更新されたアーカイブ記事です。
記事内に掲載されているアイテム、及び発売予告などの記述に関しましては過去の記事となりますので現在はお取扱いを行っていなかったり、また既に完売となっているものもございますこと、予めご了承下さいませ。

 

 

ファーバー・カステルのPERFECT PENCIL(パーフェクトペンシル)についてのご説明、その3です。

 

 

ペン先を保護するキャップは重厚な作りですのでズッシリとした重さがあります。キャップエンドに近づくにつれて裾が広がる意匠は、同じ伯爵コレクションの万年筆やボールペン等と共通の意匠であり、ファーバー・カステルを代表するアイコンの1つでもあります。

 

ペンクリップも万年筆などに付いているペンクリップと同様の仕様で、スプリングが内蔵されているので挟む対象が布地でも革でも安定したフィット感が得られます。

(またクリップの裏側には滑り止めの溝が入っているのも、心憎い仕様です。)

 

このキャップは、鉛筆が短くなった時に軸の後ろに付けてエクステンダーとして利用しますが、軸の後ろに装着した時のカチっという音と感触がとても気持ち良く、ここでもまた必要も無いのに付けたり外したりと遊びたくなってしまいます。

(キャップの内部には板バネが付いていて、この心地良い音と感触を生み出します。)

 

 

さて、このキャップの先端にはシャープナーが内蔵されていますので、外出先で鉛筆の先端が丸くなってしまった時などは大変便利です。

 

使用する時はキャップの先端から引っぱり出して外します。

 

 

軸を入れて削るとこんな感じです。シャープナーはやや抵抗を感じる感触です。

 

 

極めて単純なことですが、PERFECT PENCILは造形的に格好良いのが魅力の1つでもあり、「書く」「消す」「削る」「携帯する」を高いデザイン性の中に1つにまとめたところにファーバー・カステルの美意識を強く感じます。

 

「いっそシャープペンシルで良いのでは?」とお思いになるかも知れませんが、PERFECTPENCILの在り方は最初に実用性在りきでは無く、あくまでも鉛筆在りきでの発想で、鉛筆という手軽な筆記具を完璧を目指して高めた結果、このような「気軽さゼロの鉛筆」になったのだと思います。

 

物の価値とは実用性や価格だけで決まるものでは無く、例えば「父の形見の・・・」となれば、その物の価値は決して実用性や価格では無く、父が使っていたことに価値があります。

 

「記念の・・・」となれば、それが記念された事にこそ価値があります。

 

 

極論してしまえばPERFECT PENCILの価値とは、たかだか鉛筆1本に高い完成度を求めたファーバー・カステルの理念を「体感する事」と「所有する事」にあるのだと思います。

 

PERFECT PENCILは実用的でもありますが、そこが価値なのでは無く、所有するだけで歓びを感じられるところにあります。

 

ファーバー・カステルのペンは造形的に格好良く、万年筆なども個人的に好きなのですが、この馬鹿馬鹿しいほど究極を求めた理念が端的に現れているのが、万年筆よりもむしろこのPERFECT PENCILなのではないかと思います。何故なら鉛筆1本にここまでやる筆記具メーカーは、世界中を探しても他には無いからです。

 

ご興味のある方は是非どうぞ。

 

 

それでは。

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