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【#0190】コインケース・TONGUEについて 3

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※こちらは2009年11月に更新された過去のブログ記事です。

記事内に掲載されているアイテム、及び発売予告などの記述に関しましては過去の記事となりますので 現在はお取扱いを行っていなかったり、また既に完売となっているものもございますこと、予めご了承下さいませ。  

 

TONGUEの様々なバリエーションに付いてです。

 

コインケースのTONGUEは様々なカラーが存在しますが、色によっては革の種類が異なります。

上の写真には有りませんがブラックとチョコレート色とナチュラルの3色はベルギーのサドルプルアップという革を使用していて、上の写真の中のレッド、グリーン、ネイビー、オレンジはイタリアのブッテーロという革を、またコニャックとオリーブグリーンは同じくイタリアのミネルバ・リスシオという革を使用しています。

革の種類によって経年変化の仕方が変わるのが面白く、味の出方も様々です。  (※カラーバリエーションは豊富ではありますが、大量生産出来ないこともあり、在庫が無いこともございます。その場合暫くお待ちいただく事になってしまいますが、何卒ご了承下さい。)

こちらは牛革ではなくガルーシャ(エイ革)を使用したTONGUEです。

研磨してツルツルに仕上げたガルーシャはキラキラと輝く様から「海の宝石」とも呼ばれています。

中央の白い斑点は「天眼」とか「スターマーク」等と呼ばれ、一匹の内1個しか取れないので珍重される部位でもあります。

とても高価な革ではありますが、見た目の華やかさからは想像できないくらい耐久性に優れた革です。

 

こちらはクロコダイルを使用した贅沢なTONGUEです。

クロコダイルも高価な素材ですが、軽い上に非常に丈夫な革ですので、良いものを長く使いたいという大人の方には是非お勧めです。

使うほどにツヤを増すところも魅力です。色はブラックとチョコレートの2色です。  

どれも機能は全て同じなのですが、使う素材や色によって印象が大きく変わってくるのが面白いところです。

 

そんなTONGUEですが、数あるWILDSWANSのアイテムの中でも実験台にされる事が多く、様々な試作品が存在します。

上の写真は共に非売品のサンプルで、左はヌバッククロコを使用したもので、淡い水色のクロコダイルの表面を起毛させたものを使っています。

右は3色使ったクレイジーパターンの、ポップなTONGUEです。

 

こちらの2点も実験中の参考製品で、発売予定は今のところありません。

(すみません・・・。)

左はナチュラルの革にペイズリー柄の型押しを施したもので、長く使い込むと色が焼けてきますので、柄がより立体的に見えてくるという代物です。

右はハラコを使用したTONGUEで、毛足が短くて手触りも良く、秋冬は暖かいのですが夏場はちょっと暑いかも知れませんね。

 

こちらはナチュラルの革にパティーヌを施した大変深みのある色合いのものです。

(パティーヌに付いては後日改めて触れる予定ですが、簡単に言ってしまうと染色技法の一種で、アイテム1つ1つを人の手で染めていきますので、同じ物が2つと無く、独特のムラや淡いグラデーションが魅力です。)

まだサンプルの段階で試行錯誤中なのですが、パティーヌを施したこちらのTONGUEは年内の発売を予定しております。

お楽しみに。  

 

近々発売するこのパティーヌTONGUEは上の写真のものとは色合いも色の深みも異なる予定で、TONGUE以外にもパティーヌを施した他のアイテムも同時発売しますので、そちらの方も是非お楽しみに。  

 

続きます。

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